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2006.11.27プレスリリース
ベンチャー企業の研究開発、技術革新を支える「イノベーション創出支援ファンド」を組成

 

株式会社インスパイア(代表:成毛眞)の100%出資子会社である株式会社インスパイア・インベストメント(本社: 東京都港区 代表取締役:芦田邦弘)は、この度、「イノベーション創出支援ファンド(インスパイア・テクノロジー・ イノベーション・ファンド投資事業有限責任組合)」を設立いたしました。

 本ファンドは、政府のイノベーション25戦略会議が掲げる成長支援の重点分野である工学、 ITなどのベンチャー企業を中心に投資をおこないます。同時にインスパイア・グループが、 マーケティング支援や営業協力などの実質的な事業展開を担うことによって、ベンチャー企業が研究開発に 集中できるような環境を提供してまいります。

 本ファンドには、民間企業より、帝人株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ、住友商事株式会社、 芙蓉総合リース株式会社及び当社が出資します。また、経済産業省中小企業庁所管の中小企業基盤整備機構が 「がんばれ!中小企業ファンド」を通じ出資します。当社では、今後1年間でさらに本ファンドの趣旨に賛同いただける企業、 機関投資家を募集し、本ファンドを30億円(最大50億円)規模に拡大する予定です。

 本ファンドは、インスパイア・グループの事業リソースを活用し、出資による資金提供に加え、 ベンチャー企業の成長に欠かせない事業収益に直結する販売、資材調達等を積極的に支援し、事業基盤の早期確立を目指します。 いわば、PL直結型の支援によりベンチャー企業の技術開発を側面から支え、研究開発に専念できる体制を構築。 有望な技術シーズを事業に確実に結びつける環境を整えます。また、ベンチャー企業のみならず第二創業や事業承継期にある企業等、 既に一定の事業基盤を有する企業も出資対象とし、新たな事業展開の支援も行ってまいります。

【ファンド概要】
・組合名:インスパイア・テクノロジー・イノベーション・ファンド投資事業有限責任組合(イノベーション創出支援ファンド)
・無限責任組合員:株式会社インスパイア・インベストメント
・組合期間: 2006年10月~2016年9月 (投資期間は、当初5年間)
・募集期間: 2006年10月~2007年9月
・想定ファンド規模:30億円(最大50億円)

【ファーストクロージング時組合員】
・帝人株式会社
・株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
・芙蓉総合リース株式会社
・住友商事株式会社
・中小企業基盤整備機構(「がんばれ!中小企業ファンド」より15億円を上限として出資)
・株式会社インスパイア・インベストメント