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2021.09.27 お知らせ

マイクロ波化学、汎用プラスチックを対象としたケミカルリサイクルの実証設備を完成

PIEF出資先のマイクロ波化学株式会社は、マイクロ波プロセスを用いた汎用プラスチック分解技術の開発を目的とする小型実証設備を完成させました。

当社は、汎用プラスチックをはじめ、あらゆるプラスチックに適用可能なマイクロ波によるプラスチック分解技術の開発を独自で進めており、この分解技術を「PlaWave」と名付けました。マイクロ波は、カーボンニュートラル達成のために不可欠である電化技術であり、再生可能エネルギー等の脱炭素電源を用いることでグリーンなプラスチック循環を可能とします。

この小型実証設備は5kg/時間程度の処理能力を持ち、ポリスチレンを始めとした様々なプラスチックで実証を重ねていく予定です。2022年秋には数百t/年規模の大型実証プラントを建設し、2025年頃までに1万t/年規模までスケールアップする計画にしています。廃棄プラスチックからの油化についての技術開発を進めるとともに、これまで難しいとされてきたポリエチレンやポリプロピレンのガス化の実証を行います。

今後は、「PlaWave」を国内外の企業に導入することで、サーキュラーエコノミーを推進してまいります。

詳細は以下をご覧ください。
マイクロ波化学プレスリリース
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