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アーティストARTISTS

アーティスト紹介

第2期
  • 風が強く吹いている

    第2期永井 結菜

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    風が強く吹いている

    風が強く吹いている

    貴社の企業理念を聞いた時室内には爽やかな風が吹き抜けた。

    その風は追い風となり、貴社に益々の繁栄をもたらすだろう。だが時には向かい風にもなるかもしれない。それでも変わらぬ姿勢で真摯に向き合い、また良い風を呼び込むのだろう。

    目まぐるしく変わる社会情勢、世間の声、それらを海辺の風に捉え、威風堂々と構える大岩を貴社としてこの作品を描いた。

    未来でもきっと良い風が吹いている。

    プロフィール
    • 2000年東京生まれ
    • 2025年東京藝術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業

    自然が作り出す偶然性に興味を持ち、変わりゆく景色を絵画に落とし込む。

    人工物に満ちたこの世界で自然が確かに存在することを描く。

    • 2024年3月グループ展「ふたたび」
      「archive」(UNO Hotel)
    • 2024年9月グループ展「DIALOG」
      (art in gallery)
    • 2025年4月2人展「ツー・トン・ツー」
      (art in gallery)
  • 時のほころび

    第2期301

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    時のほころび

    時のほころび

    静かな夕暮れの風景の中に、ふと差し込む一筋の光。

    突然現れて、ほんの少し、ただすれ違っただけなのに、なぜか忘れられない。

    それはまるで特別な日の贈り物のようで、希望に変わる瞬間だったーーー。

    (「時間」という流れては止まらないものの中に、思いがけない幸運が差し込んでくることや新しい景色や感情に出逢う瞬間の奇跡と喜びが込められています。)

    世界のさまざまな食文化を通じた交流から得た知見を、自らの言葉で力強く発言していこうとする姿勢に、まっすぐな眼差しと意志を感じました。文章からもその想いが真っ直ぐ伝わってきて、心に響きました。

    その印象を大切に、油絵ならではの技法と色彩を活かしながら表現できるように意識して描きました。

    プロフィール

    15歳の頃から7年間、油絵で「川」を描き続けています。
    川を描き始めたきっかけは、水面に映る空や虚像が、現実に見える景色と心の内側を同時に映し出しているように感じたからでした。
    絶えず流れ、色も景色も印象も変わり続ける川は、人間の感情そのもののように思えます。

    私の作品は、そうした景色が確かに存在した日を象徴する「花言葉」から着想を得て生まれています。

  • 風のゆく先

    第2期飯塚 萌瑛

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    風のゆく先

    風のゆく先

    事業内容や今回のプロジェクトの経緯を伺った際、課題の裏に潜むヒントを捉えてチャンスとリスクを背負い、不明瞭な未来を可能性に溢れたものにするために歩んでいく貴社の気概を感じました。
    可能性を信じて歩むことは、想定よりも力強い勇気と判断力が求められることであるかと存じます。金融という具現化が難しいものを捉えて描こうとしたとき、作家本人も作品の可能性を信じ、失敗を許容して次の一手へと繋げられる状態で取り組む必要があると考えました。
    そのため今回の制作では予め作品のゴールを設定せず、画面と会話するように手を進めました。どこを完成と判断するのか、判断できるのかというリスクを抱えながらも、画面に潜む次の一手を捉え続けることで浮き上がっていく画面を見て、次第に確信を持って取り組むことができたと感じております。貴社のアートカルチャーの一部になる喜びを感じながら、貴社の歩む先に人と人との相利共生社会が発展していく未来が待っていることを祈って制作させていただきました。
    企業が作家に作品制作を委嘱するケースは数多く存在しますが、年月をかけて作品を揃え、展覧会を開催する試みは類を見ないかと存じます。今回のアートプロジェクトは、企業が作家に制作を委嘱し、作品と人々との繋がりをより広げていく契機となると考えております。そしてその発端を担う一作家としてプロジェクトに参加できましたこと、大変嬉しく存じます。

    プロフィール
    • 2001年京都府生まれ
    • 2025年多摩美術大学 美術学部絵画学科油画専攻 卒業

    時間や空気の流れを捉え、層を重ねていくように制作をしています。

    主な展示歴
    • 2021年「刹那」
      (River Coffee&Gallery、東大前)
    • 2022年「今を共にしませんか」
      (3331 Arts Chiyoda、末広町)
    • 2023年「ひといき」
      (穩田ギャラリー、表参道)
    • 2024年「FIRST CONTACT」
      (REIJINSHA GALLERY、日本橋)
    • 2025年「SQUARE The Double vol.18」
      (フリュウ・ギャラリー、千駄木)
  • あなたのことを教えて

    第2期坂本 那々莉

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    あなたのことを教えて

    あなたのことを教えて

    株式会社インスパイア様が掲げる「他の企業と並走する」という事業内容のお話を伺った際に、光を反射しながら輝きを増すイメージが浮かびました。
    モチーフにしたミラーボールは、それ自体だけでは輝かず、周囲のライトや空間、そして多様な要素に囲まれることで初めて鮮やかな光を放ちます。シンプルな場よりも賑やかな場でこそ、その光はより一層際立ちます。
    ミラーボールのように周囲を照らし、また周囲から照らされながら絶えず回転し続ける――そのような株式会社インスパイア様の未来をイメージして描きました。
    また、作品タイトルを“あなたのことを教えて”としたのは、株式会社インスパイア様が会社としてのパワフルさだけでなく、一緒に働く他の企業様に対して非常に繊細で丁寧な眼差しを持っていると感じたからです。対話や理解を大切にするその姿勢を作品に込めたいと思いました。

    プロフィール
    • 2001年茨城県生まれ
    • 2025年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
    • 現在東京藝術大学美術研究科絵画専攻 油画技法・材料研究室 在学中